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(=Joint OwnerShip)Systemとは「施工ノウハウを元請・専門業者とともに共有し、先進的な工法を効率的に推進する業界初の施工システム」です。 ここでいう先進工法とは、法面防災工事で「超軽量電動削孔機」を用いたロックアンカー・ロックボルト無水掘工法のことで、本工法の施工実績は2007年前期現在で<500現場・155,000m>になっています。従来のアンカー工法に比べ、安全性・コスト性・工期短縮性が明らかにすぐれているため、今後ますますの普及が見込まれます。 しかし残念なことに、本工法のノウハウを持つ開発会社だけでは人材育成が追いつかず、需要に施工上の対応が出来なくなる可能性が生じて来ました。が、しかし、実際に現場をかかえた元請方の多いことや、それらの現場のほとんどが住宅の裏等で非常に狭いこと、又、高所の為従来の工法では全く施工不可能か難工事となっています。このような過酷な現場を1ヶ所でも多く施工したいと考えています。 そこで、施工ノウハウを公開し、元請各社のスタッフ協力を受けることによって「共有施工体制」を実現し、「安全施工」「コスト縮減」及び「工期短縮」を推進するシステムを提唱しました。旧来業界の常識を破るような発想ですが、税金の効率的な運用にも微力ながら貢献できるものと確信しています。 元請方には年々発注量の減少する中、『現場コストダウン戦略への取組』として、価格競争力のある新技術を活用し、企業としての必要利益確保の課題に対して新工法導入を通じて、段階的・継続的にコスト削減を展開できる「共有施工体制」及び「元請直接施工支援」を最終目標と考えています。 |