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〜トピックス〜   VOL.42 041210()

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『技術活用パイロット事業-無水掘工法〜42号見草地区法面補修工事』中間報告

 

 

○技術活用パイロット事業とは?

 新技術を活用したパイロット事業は1987年度(昭和62年度)から実施されており、民間等で開発

された有用な新技術を工事現場で積極的に活用し、歩掛や施工管理基準の整備等に必要な調査を

実施している。これまで各地方整備局が調査のとりまとめを行っていたが、1998年度(平成10年度)

からの新技術活用促進システムの運用にあわせ、本省が全地方整備局の結果をとりまとめる方式に

改良しました。

 

技術活用パイロット事業-無水掘工法〜42号見草地区法面補修工事

者:国土交通省-近畿地方整備局-紀南河川国道事務所

施工内容:ロックアンカー48

L=7.0m×8本、7.5m×4本、8.0m×12本、8.5m×19本、9.0m×5

      

☆★施工前☆★            ☆★施工中☆★

 この現場はヤードが狭く、資機材搬入時には片側交互通行をしなければなりません。また、現場と平行して

高圧線が走っているため、クレーン使用時には細心の注意が必要です。そのため、無水掘工法の人力で移動

できるコンパクトな削孔機及び、それにともなう足場幅1.6m等の特徴が存分に活かされています。H13年度

の山口工事事務所のパイロット事業につぐ社会的コスト低減を達成出来ている現場です。

 

過去、『無水掘工法』にて施工された技術活用パイロット事業及び、フィールド事業。

 

・平成 5年度  『国道9号線夜久野日置地区法面防災(その2)工事』−福知山工事事務所

・・・フィールド事業

※平成10NETIS登録No.KK-980068『無水掘工法』〜実験等実施状況〜にて発表

・平成13年度  『国道2号勝谷防災工事』−山口工事事務所・・・パイロット事業

※平成14年度取りまとめ、中国地方整備局中国技術事務所発表

・平成14年度  『公共事業コスト縮減効果の試算事例』

※平成1495日『国土交通省本省報道発表

・平成15年度  『42号河瀬(鹿ヶ瀬)地区擁壁補強工事』−和歌山河川国道事務所・・・パイロット事業

※平成1671516日『建設技術展2004近畿〜活用技術討論会』にて活用技術者発表

・平成15年度  『新倉他防災工事』-甲府河川国道事務所・・・パイロット事業

JOS研発行メールマガジン『VOL39』にて発表。

・平成16年度  『敦賀BP坂下地区法面工事』−福井河川国道事務所・・・パイロット事業

JOS研発行メールマガジン『VOL41』にて発表。

・平成16年度  『42号見草地区法面補修工事』−紀南河川国道事務所・・・パイロット事業

※現在施工中。

・平成16年度  『42号海山鷲毛法面防災工事』−紀勢国道事務所・・・フィールド事業

※施工待機中。施工状況発表予定。

 

 

∞∞∞∞∞共有施工体制から〜 登録会員受付中 〜元請直接施工支援へ∞∞∞∞∞

 

  『無水掘工法 副題:ロックアンカー工、ロックボルト工における削孔システム(『国土交通省-

NETIS登録No.KK-980068』に詳細記載)で施工を行う事により、安全施工、品質の向上

工事コスト縮減34、工期短縮32等、ライフサイクルコスト、社会的コスト低減を実現し、

より良く・より安く・より多く土砂災害を未然に防ぎ、安心して暮らせるまちづくりを目指しましょう。

 

【編集室より】

今号は、技術活用パイロット事業『無水掘工法』42号見草地区法面補修工事中間報告』

ご紹介致しました。

次号は、九州建設技術フォーラムを始め、平成16年度における『無水工法』の技術発表を

ふり返り、平成17年度の事業計画の説明を予定しております。

今年度も御愛読ありがとうございました。

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